2006年 10月 06日
ずーっといい天気。 この旅でいちばんのゆったりしたホテルなので チェックアウト時間ぎりぎりまでのんびりする。 旅も9日目で疲れている頃なので 今日はあまり動き回らない予定。 今夜の宿までは近いので、歩いて移動する。 途中で包子の朝昼兼用の遅いご飯。 豚肉、カニ、高菜、など5種類の盛り合わせ。ふかふか。 さて、ホテルの住所はローマ字表記のものしか知らないので 北へ適当に歩きながら探してみる。 車のナンバーを見ると親しみが湧きます。(名前の一字なので。) もちろん地方の車もある。 前を歩くの男子が甲斐甲斐しく女子の世話を焼いているのが気になる。 私の荷物も持ってほしいなー。(笑) 遠くにあった鼓楼が大きく近づいてきた。 北京オリンピックではここで太鼓が鳴らされるのでしょう。 そして、あっさりとホテルが見つかりました。よかった。 鉄筋の味気ない作りのホテルで、部屋も窓なしだけど、 そういえば世界標準のユースホステルなんてこんなものだった。 でもここは屋上からの眺めがすばらしい。 鼓楼と鐘楼が一望でき、胡同の屋根が上から見える。 こんなに密集して建てられているなんて。 ホテルを出て、后海界隈を散歩する。 ゆるい昇り坂に土産物屋が延々と続く。 食べたくはないけど、すごい技の飴細工。 これが虎になるのです。 こんな3人漕ぎ自転車は中国の方なら軽く乗りこなせるのだろうか・・・。 シクロ・・・じゃなくて、輪タクのお誘いを断りつつ、柳が揺れる后海北沿を歩く。 すごく流行ってるけど、観光地のこういう乗り物っていつも惹かれないのだ。 宋慶齢故居へ。 きれいに手入れされ、花が美しく咲き乱れている。 日がだいぶ傾いてきた。 積水潭から地鉄に乗り、東単で休憩しながらまったりとお茶を飲む。 冷たい桂花茶は攪拌されているので口当たりが柔らか。 暖かい仙草ゼリーには花豆や珍珠も添えられている。 再びふらふらと。今日はふらふらする日です。 本屋やスーパーマーケットを見ていると、時間を忘れる。 国貿には室内スケートリンクもあるのです。 見ているだけでも楽しい。 夜が更け、ホテル近くへ戻り夕食選びに迷うのが楽しい。どうしようかなー。 おでん屋台にも惹かれたけど、ゆっくりできそうなごはん屋へ。 いつものように適当に当たりをつけて注文。 多分、キノコ(「菌」はキノコのはず)とカラカラした海老と ふかふかしたなにかが、出てくる予定。 さて、まずキノコ炒め。正解。おいしい。 秋だからなのでしょうか、キノコが7種ほど。 生のキクラゲって素敵だ。 続いて、飲んでくださいと言わんばかりのサクサク海老唐揚げ。 サクサク、ごくごく。 トウモロコシのパンかな。ふわふわで優しい香り。色もかわいい。 結局、今日もいつもどおり疲れ果てるほど歩いてしまった。 夜のホテルの屋上には誰もおらず、ぼーっとできる。 今回の旅はこんな景色ばかり眺めているな。 夜のテレビ番組『今晩』では中国の久米宏がニュースを読む。 番組構成とかリアクションとか、妙にそっくりなのです。 さて、明日で北京滞在もほぼ最後の日だね。 >> 10日目につづく
by loquat_photo
| 2006-10-06 00:00
| 2006年北京の旅
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