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2009年 11月 25日
『現代工芸への視点―装飾の力』


東京国立近代美術館 工芸館で開催中の『現代工芸への視点―装飾の力』を観てきました。

『現代工芸への視点―装飾の力』_f0099114_862431.jpg


古代から現代までの日本人の美としての装飾がテーマに挙げられています。
侘び寂びに代表される極限にシンプルな美こそ日本の美、と考えられがちですが、
重厚で豪奢な装飾の美は時代や階層を問わず確実に存在し続けた。
装飾とひと言にまとめられる中に、多種多様な認識と表現があることに気づかされます。

そして身の周りをとても簡素にまとめている自分と、装飾というものの距離感とは。
例えば写真のモチーフに選ぶ色の鮮やかさ、賑やかなアジアの国への憧れ、
混沌としたライフスタイルとは、どんな関係があるのだろう。

2010年1月31日まで開催しています。

by loquat_photo | 2009-11-25 00:00 | 散歩


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