目が覚めた時から外は暗くて、しっかりと雨が降っている。
鶏雑炊で朝ごはん。
この天気では写真は撮れないよね、どうしようかなぁ、とホテルのスタッフに相談する。
彼らは私をこれからタイレストランを開くカメラマンだと思い込んでいる。
ソンテウ(乗り合いバス)にしばらく揺られて向かった先は、
彼らが熱心に勧めてくれた、チェンマイ動物園。
広大な園内で動物たちがカジュアルに出迎えてくれる。
柵もない道端で、アジア象にこんにちは。どきどき。
キリンが驚くほど目の前まで来てくれる。
他の誰よりも人気者なのは、パンダ!
最近子供が誕生したこともあって、動物園を強く勧められていたのだ。
彼はお父さんパンダ。
日本でもパンダには会えるけど・・・と少し思ったけれど、来てみて分かった。
ガラスも柵もないこの距離でパンダに会えるのはとても嬉しい。
パンダも比較的ストレスが少なめで、人のことは気にしていないように見受けられる。
赤ちゃんとお母さんは部屋の中でくつろいでいる。
よちよち歩きの赤ちゃんパンダの愛くるしさに、思わず夢中になり時を忘れる。かわいい・・・。
はっと我に返り、売店で簡単なごはんをささっといただきます。
お楽しみはまだまだこれからなのだ。
日本でも動物園のパスポートを持っているほど動物園好きであることを
改めてチェンマイで思い知らされる。